カーネーションの育て方

カーネーションの育て方

フリルのついた花びらと鮮やかな色で見ごたえのある花をつける「カーネーション」。大切な人に気持ちを伝える贈り物の定番の植物でもあります。

オランダなでしこという別名の通りナデシコ科の多年草で、年間を通して出会う機会の多い人気の植物です。

ここではカーネーションの特徴を紹介するとともに、この植物に合った適切な管理について解説していきます。きっと健やかに育てらるでしょう。

原産地

カーネーションは南ヨーロッパから西アジアにかけての地中海沿岸地域が原産です。日本と同じ四季のある気候帯でもあることから日本でも育てることができます。

最も、日本のようなジメジメとした梅雨や厳しい夏は苦手です。そのため年間を通して育てるためには、夏に風通し良く涼しい場所で管理する必要があります。

日当たり

カーネーションは日当たりのよい環境を好みます。真夏の強い日差しを除き、屋外や窓辺など出来るだけ明るい場所で管理することが望ましいです。日照が不足してしまうと、せっかくのつぼみも開花することなくしおれてしまいます。春の開花期はたっぷりの日差しがポイントです。

日当たりで気を付けたいのは強すぎる日差しです。夏の直射日光は強すぎて葉が焼けてしまいます。夏の間は出来るだけ涼しい日陰で管理します。

水やり

生育期となる春から秋にかけては土が乾いたらたっぷりと水やりをします。土が乾いたことが確認しにくい場合には、鉢を持ち上げたり触ったりして”軽くなったかな?”と感じてみてください。慣れないうちは水分計(水やりチェッカー)を使うのも良い方法です。

水やりの際には鉢底から余分な水が流れ出るくらいたっぷりと、花や葉にかからないよう株元へしっかり与えます。根を痛める原因にもなるため、溢れた水は受け皿に溜まったままにせず捨てるようにします。

特に室内で管理する場合は株元が乾いているかどうか確認をして、乾いたら水やりをするよう心がけます。室内ではどうしても湿った状態が続きやすく、カビの発生や根腐れを招きやすいです。慣れないうちはベランダや軒下で与え、水が切れたらお皿や器に戻すと良いでしょう。

カーネーションがすぐに傷んでしまう原因は、日当たりの悪さか水のやりすぎによる場合が多いです。葉が黄色くなるなど調子が良くないように感じられたら、早めに管理場所や水やりを見直すと良いでしょう。また、生育が穏やかになる冬には水やりを控えめにします。

温度

四季のある気候の場所の植物ですから、暑さ寒さには比較的耐えることができます。耐寒温度は5℃以上といわれていますが、冬は室内での越冬が無難です。

カーネーションは爽やかな夏の地中海沿岸が原産です。日本のジメジメした暑い夏は苦手なので、夏の間は風通しの良い日陰で管理します。

肥料

美しい花をたくさん咲かせるためには、肥料が欠かせません。液肥タイプ、置き肥タイプのどちらでも構いませんので市販のものを与えます。季節は春と秋、生育の環境がよい時期にしましょう。気温の低い冬や暑い真夏は生育も穏やかですから、このタイミングでは逆に根を傷める原因になるため使用を控えます。

植え替え・剪定

咲き終わった花は清潔なハサミで切り取ります。また中身が空洞になってしまったつぼみは開花しません。他の新しいつぼみに栄養が行きわたるよう、こちらも摘み取ります。

開花の季節が終わったら、花を咲き終えた株は短く切り戻して風通しを良くし、夏を迎えるようにします。夏を終えた秋が植え替えの適期になるため、植え替えや鉢増しをする場合はこのタイミングです。

秋は春と同じように日当たり良く管理して生長させます。寒くなる冬はできるだけ屋内で管理し、水やりは控えめに。

四季咲き性がある植物です。日当たり、肥料分がしっかりあれば年に2、3回の開花も望むことができます。

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